裏方としてピストンを使う

ピストンで、パルサーやクロックなどの、どちらかというと裏方となるようなパーツを作っていきましょう。

基本的アイディア

ピストンや粘着ピストン(基本的には粘着ピストンだと思ってください)は当然ながらブロックを動かすことに活用します。 具体的にどのように使うのか。主なパターンとして次のようなものをあげます。

  • 信号線を遮断/接続することをブロックの位置で切り替える。
  • リピーターが信号をもらっていたブロックを取り去る
  • 引きはがれ現象を利用

信号線を遮断・接続

不透過ブロックは信号線を切ることができます。 001 切断された先は信号が伝わらなくなってしまうんでしたね。

もしここにブロックがなければ 002 このように信号がその先に伝わるようになりますね。つまり 003星印のところにブロックがあるかないか、ここが重要なわけでした。これをいじっていきます。

例えば粘着ピストンとブロックを次のように配置します。 004

ピストンに信号が来ていれば 005 回路が切断され、そのさきはOFFの状態になりますし

OFFになり、縮んだ状態になれば 004 再び道筋がつながります。

応用-パルサー-

配置: 007

スイッチを入れると次のような流れでパルスを起こすことができます。

  1. 大元のスイッチがONになる
  2. ランプとピストンに信号が入り、ブロックの移動がはじまります。
  3. ちょっとの間ONの時間
  4. ブロックが遮断ポジションへ移動完了
  5. ピストンアームが伸びきりました。ランプへの信号線が切られます。
  6. ずっとOFF
2番目の段階がONの時間になるわけです。

応用-クロック-

配置: 009

少しわかりづらいですがスイッチ側のブロックに注目してください。 010 黄色く色を塗ってみました。ここの部分が、クロックだと下がっていません。パルサーでは下がっています。ここのおかげでクロックになります。流れを説明します。

  1. 大元のスイッチがONになる
  2. ランプとピストンに信号が入り、ブロックの移動がはじまります。
  3. ちょっとの間ONの時間
  4. ブロックが遮断ポジションへ移動完了
  5. ピストンアームが伸びきりました。ランプへの信号線が切られます。プラス、ピストンへの信号も途絶えています
  6. ピストンが縮み始める
  7. 当然不透過ブロックはないので、この時点で再び全体はONになります。
  8. ピストンが腕を引き終え、また最初の状態になる
  9. ピストンが腕を伸ばす
  10. 以下無限ループ

信号を取り出していたブロックを動かす

単純に信号を伝えていたブロックがなくなるためにその先もOFFになる、というものです。いきなり応用から

応用―パルス―(一番おすすめ)

配置: 013

必ず出力側にリピーターを置いてください。

スイッチをいれたときの流れは

  1. 大元のスイッチがONになる
  2. 鉄ブロックがONに
  3. ほぼ同時にピストンもONになっているので鉄ブロックが移動を始めます
  4. ここで信号を取り出していた、ON状態のブロックがなくなるのでリピーターもOFFになります。
  5. ずっとOFF

詳しくは後日の内容が必要になりますが、リピーターの設定値を変えることで1~4tickのパルスを自由に出せるのと、3方向へ出力できるので汎用性が高いです。個人的にこれはかなりおすすめです。

引きはがれ現象の利用

粘着ピストンはOFFになったときにアームの前にあるブロックを引き戻す働きがあります。 ボタンスイッチなどを使ってブロックを押し出してあげれば 2016-06-12_11.37.16 2016-06-12_11.37.10 2016-06-12_11.37.11 一度前に押した後信号が切れ、またブロックが戻ってきます。

ですがもしONの時間が2tickより短いON信号で粘着ピストンを伸縮させると 016017ブロックは引き戻されず、置いていかれる現象が起きます。感覚的にも勢いよく押し引きしたら剥がれそうですよね。

応用―トグル―

これを利用したもっとも単純なものをご紹介します。トグル(T-flipflop)とも呼ばれる機構です。

はじめに前の章で作ったパルサーを作ります。今回は引きはがれを起こさせたいので、リピーターの設定値はそのままにしてください。

リピーターの先はこんな感じで 018 レッドストーンブロック・粘着ピストン・リピーターを置きます。

あとはスイッチを入れてあげれば 019020 ON信号が入るたびに左か右のリピーターどちらから出力が取り出せるかが変わるわけです。

あまり利点を感じないような・・・という人向けに 021 以前プチ応用として扱った隠し扉を持ってきました。

ここにさきほどのT-flipflopをつけてあげるのです。外側と内側(部屋側)にボタンをそれぞれつければ、外と中、どちらからも壁の開閉を操作することができます。

レバースイッチならば外にあるレバースイッチを中から操作することはできません。 これがT-flipflopの魅力のひとつです。

いかがでしょうか。 このようにピストンや粘着ピストンに「裏方」としての役割を持たせると回路が小型になったり、見た目に分かりやすくなったりと様々なメリットがあります。 ひとつひとつのパターンを覚えて、ストックを増やしておくといいです。

ちなみにドロッパーとホッパーとディスペンサーにも同様に裏方としての仕事をさせることができます。ぶっちゃけ小型化にはピストン以上に強力な方法になってきますのでこちらもぜひ調べてみてください。

一応このブログで以前投稿した記事です。参考にしてみてください。ドロッパー・ホッパーの利用